カミーユ・フォルネの職人たちは、いくつもの高度なスキルを身につけています。
アリゲーターの革の斑の形状や“パール オブ レザー”と呼ばれるオーストリッチの斑の最もよい部分を活かすようなカットの仕方など、正確な正しい知識と熟練した技術を習得しなければなりません。
その他、レザーの色にあった塗料の選択、コバの染色技術、仕上がった製品の色や斑の形状がマッチするように12時側と6時側のベルトを組み合わせるなどそれらすべての技術が熟練を要するものなのです。

レザーストラップに必要な60工程全てが職人の手によって行われています。
皮革を柔らかくする初期工程の後、職人は革全体の厚さを均等にしてゆきます。
皮革はその後、ベルトの形状にカットされ、ひだの余分な厚みを取り除く為に縁周りを薄くしてゆきます。

次に、それぞれのパーツを巧みに糊で貼りあわせ、ベルトの内側を接着します。引っ張る力にも絶えられるよう補強された後、裏地の仕上げにかかります。
レザーが時計ベルトの形に貼りあわせられると次はベルトにステッチが施されますが、このステッチには手縫いと機械縫いの2つの方法があります。

次に、縁とステッチの間に裏側からアイロンがかけられ、コバにはレザーと同色の塗料が塗られます。
磨きがかけられたベルトにもう一度入念なチェックをした後、裏側に“Camille Fournet”という刻印が押されます。

こうして出来上がったカミーユ・フォルネ社の製品は細心の注意をもって検品された後ついにクライアントの手に渡るのです。
工場でやむを得ず使用されている機械は皮革の切断とその縫製に使用するものだけですが、時計ベルトを仕上げるために必要な全60工程の内、純粋にベルトの製作に関わる20工程のノウハウのすべては、カミーユ・フォルネ社が設立した1945年当初から現在まで変ることなく受け継がれています。
デリケートで緻密、しかも根気のいるこの技術によって完璧なフォルムに仕上げられた、すべてが手作りの最高級時計ベルトをカミーユ・フォルネ社は、60年以上も前から世界に送り出しているのです。
