ABOUT STRAPS
手縫いの芸術「クチュール・セリエ」
クチュール・セリエとは、馬具を作っていた革職人たちにより今日まで伝えられる技術です。
1本の糸の両端にそれぞれ針をつけ厚い革にステッチをかけていく技法で、このような繊細な技法で縫われる時計ベルトは、非常に丈夫なだけでなく、ひと目見てその美しさがわかるほど逸品に仕上がります。
今日でもクチュール・セリエを用いて時計ベルト製作するのはカミーユ・フォルネ社をはじめとするごく限られたメゾンだけとなっています。

各種サイズ表記・仕様
【胴元幅/美錠幅】
胴元幅とは、ベルトを時計本体に装着する部分のサイズ(A)を指し、10 mmから22 mmサイズまでご用意しております。
お持ちの時計のラグ幅や、取り外したベルトの胴元幅を測ってサイズを確認してください。
美錠幅とは、ベルトの美錠サイズ(B)を指します。

ベルトの長さ
(a) 時計ベルトの長さ2種類、(b)APPLE WATCH ® 用ベルトの長さ2種類がございます。


ベルトの厚み
ベルトの仕様により2.5mmから4.5mmまでの厚さがあります。

裏材
時計ベルトには3種類の裏材があります。お客様のお好みや使用方法に合わせてお選びいただけます。
アンチ・スウェット仕様
牛革をラバーコーティングした「カウチュ」という特別な素材を使用しています。ベルトの裏側には、縫い目を出さない仕様のため、
汗の染み込みを抑えられる耐汗性に優れた時計ベルトです。
カラー展開/ブラック・ベージュ
カーフ仕様
上質なカーフ(2種類)を使用し、革の素材感を愉しめる時計ベルトです。表面にコーティングを施していないため、通気性、吸湿性に優れ、
肌への負担を最小限に抑えることができます。
カラー展開/ベージュ・ルカ
カミーユ・フォルネ時計ベルト
HABILLER(アビエ)※アビエとは、フランス語で「着替える」という意味です。
2004年より時計ベルトのすべてのコレクションに『アビエ』システムを導入しています。
時計ベルトのバネ棒に小さな「ツメ」をつけることで特別な工具を使わずに簡単にベルトの交換ができるシステムです。
※お取り付けができない時計もございますので仕様などご確認ください。
アビエベルトの取り付け
アビエのバネ棒を、片側のラグ部分に挿入します。
レバーになっているツメ部分を指先でスライドし、先ほどと逆のバネ棒の片側をラグにはめ込みます。
スライドしたレバーを戻し、ラグにしっかりはめ込みます。
取り付け後は、革ベルトと時計を軽く引っ張り、外れないか確認を行ってください。
※時計をご使用の際は、バネ棒がしっかり時計本体に装着されているか確認をお願いします。
時計ベルトの取り外し方
※時計のラグやバネ棒の状態によって、取り外しができない場合があります。また他の方法で固定されている時計ベルトもございます。
※ここでは、通常のバネ棒を使用した時計のベルトの外し方をご紹介しております。
※時計ベルト交換工具「バネ棒外し」をご用意ください。
時計のラグ(外側)にかん穴があるタイプ
①ラグ(外側)にかん穴があいているか確認します。ルーペなどを使って、汚れや傷などを確認をしておきましょう。
②かん穴に工具(つき棒)の先端を差し込みます。先端を入れる時は傷つかないよう注意してください。
③時計を指で固定し、工具(つき棒)でかん穴の中にあるバネ棒を垂直に押し込みます。
④バネ棒を押し下げ、ベルトを取り外せる長さに縮ませて、穴からゆっくり外します。
時計のラグ(外側)にかん穴がないタイプ
①ラグ(外側)にかん穴がないことを確認します。
②革ベルトを少し押し縮め、隙間からバネ棒を確認します。
③隙間に工具(二股側)を入れバネ棒の溝に固定し押し下げます。
④ベルトを指で軽く、手前もしくは奥に倒し、縮んだバネ棒の先端を穴からゆっくり外します。
美錠の取り外し
※ネジ付き等特殊な取り付けの時計は、時計専門店などにご相談ください。
側面に穴があるタイプ
①革ベルトに取り付けしている美錠側面に、穴があいているか確認します。
②革ベルトを指で固定し、工具(つき棒)の先端を美錠側面の穴に垂直に差し込みます。バネ棒が縮み、取り外せる長さになります。 縮んだバネ棒の先端を穴から外します。
③コの字型の美錠(本体)が外れます。革ベルトからバネ棒を中央まで取り出すと、つく棒を外すことができます。
④取り外したパーツは、バネ棒(左)、つく棒(中)、コの字型の美錠(本体)(右)で構成されています。
側面に穴がないタイプ
①革ベルトと美錠の隙間に、工具(二股)を差し込み、バネ棒の溝に固定し、押し下げます。
②指でベルトを固定し、縮んだバネ棒を押し下げた状態でコの字型美錠(本体)を取り外すことができます。
③左右ともにコの字型美錠(本体)を外します。
④バネ棒をベルトから抜き取り、つく棒が取り外すことができます。
美錠の取り付け
カカミーユ・フォルネ銀座本店、百貨店各コーナー、ONLINE STOREでは、時計ベルトをご購入のお客様に、無償にて美錠をお取り付けしております。
シルバー or ゴールドをお選びください。
①革ベルトの切り込み部分に、つく棒の先端が下向きになるように差し入れます、バネ棒を革ベルトの穴に挿入し先が突き出るまで押し込みます。
②つく棒の穴にバネ棒が通っているか確認してください。下側に突き出たバネ棒の先を、コの字型の美錠(本体)の穴に入れます。
③工具(二股側)を使い、バネ棒を押し下げて縮ませ、美錠の穴に入れ込みます。
④取り付け後は、美錠と革ベルトを軽く引っ張り、外れないか確認を行ってください。
APPLE WATCH ® STRAP取り付け
カミーユ・フォルネ銀座本店、百貨店各コーナー、ONLINE STOREでは、APPLE WATCH ® ベルトをご購入のお客様に、美錠カラーと同色のアダプターを無償にてお取付しております。
シルバー or ゴールド or ブラックマットよりお選びください
①APPLE WATCH ® ケースの裏側にある、ベルト取り外しポタンを押しながら、ベルトを横にスライドさせて取り外します。
②ベルトがカチッとはまるところまでスライドさせて取付けます。
③上下共に同じ操作を行ってください。
お使いのAPPLE WATCH ®
ケースサイズ
(38mm/40mm • 42mm/44mm)
を確認の上、STRAPをお選び下さい
D-BUCKLE(ディプロイメント-バックル)
両側から均等に折りたたむタイプのバックルで、美錠の代わりにお使いいただけます。 腕に着けたときの装着感がよく、留め金がちょうど手首の中央にくるため、手首の細い方にも満足いただける製品です。美錠にベルトを出し入れする必要がなく、剣先側のベルトが痛みにくいというメリットもございます。
①美錠側にDバックルを固定し、剣先側のパーツで、長さを調整します。 美錠側には付属のバネ棒が装着されています。
②Dバックルに装着されているバネ棒を取り外し、革ベルトに差し込みます。
③美錠側パーツの穴にバネ棒を固定し中央の切り込みから見えるバネ棒にDバックルをかませます。
④隙間に工具(二股側)を入れ、バネ棒を押し下げて縮ませ穴に入れ込みます。
※美錠の取り付け③を参照⑤剣先側にフレーム状のパーツを通し、つく棒を革ベルトの穴に入れます。
⑥先に美錠側を中央部パーツに向かって閉じ、剣先を定遊革に通しながら剣先側を閉めます。カチっと音が鳴ることを確認してください。つく棒を左右にスライドさせ、手首のサイズにあった穴に固定してください。
カラー:ステンレススティール / ゴールドメッキ
サイズ:12mm 14mm 16mm 18mm 20mm
カラー:ブラックマット
サイズ:18mm 20mm
Dバックルご使用上のご注意
・皮膚の弱い方やアレルギー等を起こしやすい体質の方は、かぶれが発生する場合がございます。
・金属アレルギー対応商品ではありません。メッキ加工が肌に合わない場合はご使用をお控えください。
・防水加工ではないため、水に触れないようご注意ください。
・時計ベルトの形状によって、取り付けができない場合がございます。
・時計ベルトへの取り付け時の不注意にて破損の場合は、責任を負いかねます。